プログラム受講生による自己アピール

 6月4日,金沢大学能登学舎において,2022年度「能登里山里海SDGsマイスタープログラム(※)」受講生と,本学関係者をはじめ,自治体,地域企業,金融機関の方々が,地域課題の解決に向けたアクションについて雑談形式で語り合いました。

 本イベントは,受講生とプログラム関係者の交流を目的に,能登里山里海SDGsマイスタープログラムの入講式後に実施したものです。珠洲市長の泉谷満寿裕氏,興能信用金庫理事長の田代克弘氏,NPO法人能登里山里海マイスターネットワーク理事長の川上和孝氏らをお招きし,本学からは和田隆志学長,山岸雅子理事,佐無田光学長補佐が同席。受講生らは,プログラム受講に至るまでの想いや決意を込めながら,これまでの経験や今後の活動計画などについて,あふれる意欲と共にアピールしました。

 その後,参加者同士のトークセッションを実施。泉谷氏は珠洲市の特徴や課題について,田代氏は起業や創業に関して語りながら,受講生との熱の込もったトークを展開しました。また,本プログラムの修了生でもある川上氏は「さまざまなバックグラウンドを持つ受講生同士のつながりを大切にしてほしい」とメッセージを寄せ,和田学長は「海も山も見えるこの地で皆さんが何に取り組むのか楽しみにしている」と受講生に熱いエールを送り,盛況のままイベントは終了しました。

 受講生18名は,今後,約10ヵ月間にわたって講義・実習を通して地域課題への理解を深めるとともに,自ら課題解決に向けた考察や探求活動を行い,成果として取りまとめます。

※能登里山里海SDGsマイスタープログラム:本学が提供する社会人向けの高度人材育成プログラム。前身プログラムを含め,2007年から約15年にわたり継続実施。珠洲市をはじめとする連携自治体等の協力のもと「能登の里山里海」の資源を生かし,地域の課題解決に取り組むリーダー人材を育成する。

詳細についてはこちら

左:珠洲市の特徴や課題について語る泉谷氏/右:メッセージを寄せる川上氏