金沢大生が地域企業と「働いてみたい職場」について意見交換
2022.7.15 fri
7月11日,先端科学・社会共創推進機構人材育成グループは,Project: AERUの一環として,角間キャンパスにて本学学生向けに雑談のチカラ「私たちが考える“働いてみたい職場”」を実施し,学生12名が参加しました。
「雑談のチカラ」は,本学の学生・教職員と地域の人々との気軽な雑談の場を創出する交流事業です。職種・業種や立場などにとらわれずに自由に語り合うことで,学生のキャリア形成,教職員および参画企業のアイデア創出などにつなげます。今回は,石川県白山市の工作機械メーカーである中村留精密工業株式会社代表取締役社長の中村匠吾氏をお招きしました。
中村氏は,同社の工作機械について説明しながら「世界の現場でものづくりに携わる人の負担を減らすことが当社の機械づくりの目的」だと述べました。また「回り道だと思えることでも,必ず将来の自分の糧になる。大学時代は,興味・関心のあることに全力で取り組んでほしい」とメッセージを送りました。
その後,参加学生が異なる世代や仕事内容に触れる機会を創出するため,中村氏および20~40代の同社社員3名が学生と雑談。随時グループメンバーを交代しながら,大学生活やライフワーク,就職活動,今後の展望など,学生が投げかけた話題について語り合いました。その中で,「仕事のやりがいとは何か」「年功序列は今後も必要か」など活発な意見交換があり,参加学生は今後のキャリアや働き方についてイメージを膨らませました。
左:学生と雑談する中村氏/右:仕事のやりがいや働き方について活発に議論を行う様子